「安全第一」堤防釣りは意外と危険!?
堤防釣りは初心者にもお勧めですが…
堤防釣りは、海釣りの入り口として最高の環境だと思います。駐車場が近くて、足場も整っていて、家族や友達とも行きやすい。トイレやコンビニが近い場所も多いですしね。
でも「堤防=安全」ではないんです。
濡れたコンクリ、強風、うねり、夜の段差…。事故の原因はだいたい”ちょっとだけ無理した”の積み重ねなんですよね。
私も釣りを始めたばかりの頃は「堤防なんて安全でしょ」と思っていたのですが、実際に釣り場で滑って転びそうになったり、急に波が上がってきてヒヤッとしたことが何度もあります。
釣れた魚は忘れてもいい。
無事に帰って「また行こう」って言えることが、初心者の釣りでは一番大事です。
ということで、本日は堤防釣りで事故ゼロで帰るための安全ルールをまとめていきます。
この記事で分かること
この記事を読んでいただくと、以下のようなことが分かります。
・堤防での危険ポイントが分かる
・行く前・着いてから・釣り中の安全行動が分かる
・最後に保存版チェックリストが手に入る
正直、安全対策って地味なテーマなので「そんなの知ってるよ」と思われるかもしれません(笑)
でも、初心者の方ほど「何が危ないのか分からない」状態で釣り場に行ってしまうんですよね。
だからこそ、今回は超具体的に、堤防で守るべき安全ルールをお伝えしていきます。
堤防釣りで本当に多い危険はこの5つ
まず、堤防釣りで実際に起きやすい危険を5つ挙げていきます。
1) 転倒:濡れ・苔・海藻・魚の血で滑る
堤防のコンクリートって、見た目以上に滑るんです。
とくに、朝まずめや雨上がりは苔や海藻で足元がツルツル。さらに、釣れた魚の血や内臓が落ちていると、スニーカーでも簡単に滑ります。
「ちょっと移動しよう」と思った瞬間に足を取られて転倒…なんてことは、初心者あるあるです。
2) 転落:足元に気を取られて落ちる(特に夜・混雑時)
釣りに夢中になっていると、つい足元がおろそかになりがちです。
とくに夜の釣りや、混雑している釣り場では、足元の段差やロープに気づかず、海に転落してしまうケースもあります。
堤防から海までの高さは意外とあるので、落ちたら一人では上がれません。
3) 波・うねり:静かに見えて突然”ドン”が来る日がある
「今日は波が穏やかだな」と思っていても、油断は禁物です。
数分に一度、急に大きなうねりが来る日ってあるんですよね。堤防の先端や外側にいると、波を被ることもあります。
濡れるだけならまだいいのですが、波の勢いで足を取られて転倒したり、荷物が流されたりすることも。
4) 針の事故:自分or隣の人に刺さる、投げ釣りで後方に刺さる
釣り針は想像以上に危険です。
自分の仕掛けが風で飛んできて指に刺さったり、キャスト時に後ろの人に刺さってしまったり。とくに、混雑している釣り場では注意が必要です。
私も、ルアーを交換しているときに針が指に刺さることが、よくあります(笑)
5) 暑さ/寒さ:熱中症と低体温は初心者ほど気づきにくい
釣りに集中していると、自分の体調変化に気づきにくくなります。
夏の炎天下では熱中症、冬の早朝や夜釣りでは低体温症のリスクがあるんです。
「ちょっと気持ち悪いな」と思ったときには、すでに危険な状態になっていることも。
ここで一つ、釣りの先輩から教わった言葉をお伝えしたいのですが…
「足場を甘く見ると、終わる(≒魚は釣れない)」
これ、ホントにその通りなんですよね。
行く前に準備する”安全装備”最低ライン(初心者向け)
「堤防釣りに安全装備なんて大げさじゃない?」と思われる方もいるかもしれません。
でも、事故ってほとんどが「準備不足」から起きるんです。
ここでは、初心者の方が最低限揃えておきたい安全装備をご紹介します。
必須級の装備
ライフジャケット
「堤防でライジャケ?」って思いますよね。私も最初はそう思っていました(笑)
でも、堤防でも転落事故は起きます。とくに初心者の方は、着る習慣をつけることが大事です。
膨張式でも良いので、必ず装備しましょう。
滑りにくい靴
スニーカーでも釣りはできますが、溝が少ない靴や濡れに弱い靴は避けたほうが無難です。
釣り用の滑りにくいシューズがあると、安心感が全然違いますよ。
ヘッドライト
朝まずめや夕方、トンネルや影になっている場所では、両手が塞がると危険です。
スマホのライトで代用する方もいますが、ヘッドライトのほうが圧倒的に便利。予備電池も忘れずに。
あると安心(初心者ほど効く)
偏光グラス
目の保護になるだけでなく、海面のギラつきも軽減してくれます。
針が飛んできたときの保護にもなるので、持っておいて損はないです。
フィッシュグリップ
魚を素手で掴むと、ヒレや歯でケガをすることがあります。
フィッシュグリップがあれば、安全に魚を持てますよ。
プライヤー
針外し用の工具です。素手で針を外そうとすると、指に刺さることも。
プライヤーがあれば、安全かつスムーズに針を外せます。
小型救急セット
絆創膏、消毒液、テーピングなど、最低限のものを入れておくと安心です。
ちょっとした切り傷でも、海水に触れると意外と痛いんですよね(笑)
ゴミ袋
足元整理は安全対策です。
仕掛けのパッケージや餌の袋が散らばっていると、踏んで滑ったり、つまずいたりする原因になります。
現地に着いたら最初にやる「5分の安全確認」(これを儀式にする)
さて、釣り場に到着しました!
「早く釣りしたい!」という気持ちは分かりますが、ちょっと待ってください(笑)
釣りを始める前に、まず5分だけ安全確認の時間を取りましょう。
これを毎回の儀式にしておくと、事故のリスクが一気に下がります。
確認すべき5つのポイント
立入禁止・注意看板を確認(最優先)
当たり前ですが、立入禁止の場所には絶対に入らないでください。
注意看板には「波が高い日は危険」「夜間立入禁止」など、重要な情報が書かれています。
濡れているラインを見る
足元や壁が濡れていたら、波が上がってきている証拠です。
「今は静かだから大丈夫」と思っても、急に波が来る可能性があります。
風をチェック
向かい風や横風が強い日は、キャストが難しいですし、危険も増します。
無理な釣り方はせず、足元でのサビキ釣りなどに変更するのも一つの手です。
足場を確認
苔、段差、ロープ、濡れた箇所など、足元の危険をチェックしましょう。
安全に動ける導線を決めておくと、後で慌てずに済みます。
退避場所を決める
万が一、波が来たときにどこへ逃げるか。
高い位置や広い場所を事前に確認しておきましょう。
初心者に伝えるなら、この言い方が刺さると思います。
「釣りは準備で勝つ。安全も同じ」
釣り中の安全ルール10(初心者が守れば事故が激減する)
ここからは、実際に釣りをしている最中に守るべき安全ルールを10個ご紹介します。
正直、全部を完璧に守るのは難しいかもしれません(笑)
でも、これらを意識するだけで、事故のリスクは激減しますよ。
1) 走らない
焦って走ると、転倒のリスクが一気に上がります。
「あ、アタリだ!」と思っても、落ち着いて歩きましょう。
2) 足元を常に一歩引いて立つ
堤防のギリギリまで寄らないことが大事です。
一歩引いて立つだけで、転落のリスクが大幅に減ります。
3) 荷物は通路を塞がない
自分の荷物が通路に置いてあると、他の人がつまずく原因になります。
混雑している釣り場では、とくに注意しましょう。
4) キャスト前に後ろ確認+声かけ
キャストする前は、必ず後方を確認して「投げます!」と声をかけましょう。
これだけで、針の事故がグッと減ります。
5) 針はむき出しで持ち歩かない
移動するときは、必ず仕掛けをまとめてください。
針がむき出しのまま歩くと、自分や他人に刺さる危険があります。
6) 魚は素手で掴まない
魚のヒレや歯は想像以上に鋭いです。
フィッシュグリップやタオルを使って、安全に扱いましょう。
7) 危ない場所(テトラ、波被り)は初心者は行かない
テトラポットや波を被りやすい場所は、初心者には危険すぎます。
「上級者が釣れてるから行ってみよう」という気持ちは分かりますが、グッと我慢です(笑)
8) 暗くなる前に片付け始める
撤収中が一番危ないんです。
暗くなってから慌てて片付けると、荷物を落としたり、足元を踏み外したりしがち。
明るいうちに余裕を持って撤収しましょう。
9) 体調が悪い/怖いは即共有
「ちょっと気持ち悪い」「ここ怖いな」と思ったら、すぐに一緒に来た人に伝えてください。
言った人が正しいです。我慢する必要はありません。
10) 飲酒釣行はしない
お酒を飲むと、判断力が落ちます。
釣りの後のビールは最高ですが、釣り中の飲酒は絶対にやめましょう。
初心者あるある事故と、現実的な対策
ここでは、初心者の方がよくやってしまう「あるある事故」と、その対策をご紹介します。
根掛かりでイライラ→足元が雑になる
根掛かりすると、ついイライラして無理に引っ張ってしまいますよね。
でも、そうすると足元がおろそかになって、転倒のリスクが上がります。
対策:無理に引っ張らず、早めに切る判断をする
予備の仕掛けを持っておけば、サクッと交換してテンポよく釣りを続けられますよ。
釣れた魚で大騒ぎ→針が刺さる
初めて魚が釣れたら、めちゃくちゃテンション上がりますよね(笑)
でも、魚が暴れているときに素手で触ると、針が刺さることも。
対策:魚は地面に置かず、グリップ+プライヤーで落ち着いて処理
焦らず、丁寧に針を外しましょう。
混雑で隣と近い→キャストで危険
週末の人気釣り場は、隣の人との距離がめちゃくちゃ近いことがあります。
そんなときに無理にキャストすると、隣の人に針が当たってしまうことも。
対策:投げない釣り(足元サビキ等)に切り替える/場所移動
混雑しているときは、無理せず釣り方を変えるのが賢明です。
まとめ:堤防初心者は「安全=釣りのマナー」から始めよう
堤防釣りは、初心者にとって最高のフィールドです。
でも、安全対策を怠ると、楽しい釣りが一瞬で台無しになってしまいます。
・安全装備を揃える
・到着後5分の安全確認をする
・ルール10個を守る
これだけで、事故ゼロの確率が一気に上がります。
釣果はそのあとです。
まずは無事に帰って「また行こう」って言えること。それが初心者の釣りでは一番大事なんです。
保存版!堤防釣り安全チェックリスト
最後に、保存版のチェックリストをまとめておきます。
釣りに行く前に、スマホでこのリストを見返してみてくださいね。
行く前(持ち物)
- [ ] ライフジャケット
- [ ] 滑りにくい靴
- [ ] ヘッドライト(予備電池)
- [ ] 偏光グラス
- [ ] プライヤー/ハサミ
- [ ] フィッシュグリップ
- [ ] 救急セット
- [ ] ゴミ袋
現地(開始前5分)
- [ ] 立入禁止・注意看板の確認
- [ ] 濡れた場所=波のサイン確認
- [ ] 風向き・風の強さチェック
- [ ] 足場の危険(苔/段差)確認
- [ ] 退避場所の確認
釣り中
- [ ] キャスト前に後方確認+声かけ
- [ ] 仕掛けをむき出しで歩かない
- [ ] 暗くなる前に撤収開始
- [ ] 怖い/体調不良は即共有
今日お伝えした安全ルールを守って、楽しく、安全な堤防釣りを楽しんでくださいね!
それでは、良い釣りを!

